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2008年12月25日 (木曜日)

Turn Up The Radio!第4夜

ピッ、ピッ、ピッ、ポーン!

 

 

 

 

ジリリリリリーンッ!!

「あーもうっ!うるさいよ!」

前の夜にせっかくセットした目覚まし時計なのに、文句を言いながら、ベッドの中から腕だけを伸ばして止めて二度寝をしてしまうのは僕の朝の恒例行事だ。

そして、その数十分後に「ほら起きなさい!また遅刻しちゃうよ!!」そう言って僕の掛け布団をヒステリックにお姉ちゃんが引き剥がす。これもまた、朝の恒例行事。

 

「いってきまーす!」急いで身支度を済ませた僕は、階段を下りて玄関へ向かう。

寝坊した僕が悪いのは分かっているんだけど・・・本当に急いでいるんだよ?なのに彼女はいつも同じことを聞いてくるんだ。

「ジュースだけでも飲んでいけば?」

「ごめん、いらないよ。それにグレープフルーツは苦いから、今度からオレンジにしてよ!」

「もう、いつまでも子供なんだから・・・。いってらっしゃい。」

後ろ手に玄関ドアを閉めながら、お姉ちゃんの呆れ声を聞くのも1年365日のうち200日はあると思う。

僕はポーチの階段を足早に下りて、愛車のフェラーリにまたがると家の前の坂道をペダルを漕ぎながら勢い良く下っていく。

フェラーリとは言っても、真っ赤に塗った中古の自転車だけどね。でも、すごくお気に入りなんだ!

 

次の角は右!ハイスクールまでの近道さ。

僕はこの裏路地に入るとペダルを漕ぐ勢いを緩めて、いつもゆっくりと走るんだ。

遅刻しそうなのはいつものこと、だけど、ゆっくり走るのには理由があるんだ。

そう、ひとつだけね・・・。

 

 

「おはよう!今日も良い天気だね!」

「あら、おはようございます!」

その理由はね、表通り沿いにあるアパートメントの裏、この路地のいつもこの時間に太陽の差す2階のバルコニーに、プランターを並べている彼女に会うためなんだ。

僕には母さんの記憶が無い、僕を生んですぐに・・・ね。

だけど、フォトフレームの中で微笑む母さんのロングヘアーがすごくキレイなのは知っている。

同じロングヘアーの彼女に惹かれるのは、そのせいもあるのかもしれないけど、何より花を見ているときの彼女の笑顔が好きなんだ。

一目惚れってやつかな?初めて彼女をバルコニーに見かけたとき、本当にドキッとしたんだ。

初めのころは挨拶だけで通り過ぎていたんだけど、勇気をだして自転車を止めたあの日から、すこしだけおしゃべりも出来るようになったんだよ。

 

 

 

今日はクリスマス。

 

はじめてのアルバイトで買ったこの花を、彼女にプレゼントするんだ。

いつものように挨拶を済ませ、そしてフェラーリを表通りに走らせてからアパートメントへ入っていく、彼女の部屋の呼び鈴を鳴らす前に深呼吸をしよう・・・そして、彼女が出てきたらこう言うんだ。

「この花も、君のプランターの仲間に入れてください。」

クリスマスカードも用意した。ちょっと恥ずかしいんだけど、僕への連絡先とデートの申し込みを書いてね。

 

そうあの瞬間までは、この計画通りにうまく行くはずだったんだ・・・。

 

 

 

 

「おはよう!」

「おはようございます。ふふ、今日も遅刻しそうなのかしら?」

「あ、ううん、だ、大丈夫だよ。今日は君に・・・」

僕の言葉が終わらないうちに、彼女の後ろから男がバルコニーに顔を出した。

「お?君は・・・」

(だ、誰!?)

(何でそこに居るの!?)

(お父さん?いや違う、若すぎるよ!)

彼女の後ろから親しそうに現れた男を見た瞬間、僕の頭はこんがらがって動転し、彼女にも、もちろんその正体不明の男にも何も告げないまま、表通りまでフェラーリを走らせていたんだ・・・。

 

「男がいた・・・、恋人?それとも結婚していた?・・・。はぁ・・・」

今まで生きてきた中で、一番大きなため息がもれたよ。

しばらくの間、数秒だったのか、数分だったのか、それとも数十分だったのか、自分でも分からない、だけど、その場で今にも雪が落ちてきそうな灰色の空を見上げながら、どうしよう・・・って、ぼんやりと考えていたのだけは覚えている。

それからのことはあまり覚えていないんだ・・・。

隣町にあるお気に入りの公園でボーっとしていたことと、今シーズン最後の登校日だった学校をサボったことだけは間違いないけどね・・・。

気がついたら、あたりは暗くなっていて雪も降っていたんだ・・・。

 

 

「失恋?っていうのかな?はは・・・あははははっ!」

勝手に好きになって、恋人が居るのかも確認しないまま告白しようとして見事に玉砕した僕・・・、自転車を押しながらそんなことを考えていたら、何だか可笑しくてね。

「よし、決めた!この花は彼女のために買ったんだ!これだけ渡したら、帰ってお姉ちゃんに報告しよう!一緒に笑ってもらったら、きっとスッキリする。」

こうして僕は、意を決して彼女にプレゼントを渡すことに決めたんだ。

 

 

 

彼女のアパートメントの門をくぐる時、階段を上るとき、僕の心臓は破裂してしまうのではないかというぐらいにドキドキしていた。

深呼吸は忘れなかったよ?呼び鈴を鳴らし、誰かが出てくるまでの時が永遠に感じられる・・・。

「はーい!どちら様ですか?」

彼女の声だ。

「えと、僕です。朝、裏路地で挨拶をしている・・・。」

ドアが開き、彼女はそこに立っている僕の顔を見てびっくりしている。

「あら?どうしたの???今朝は急に居なくなってしまって・・・大変!髪までびしょ濡れじゃない・・・、今タオルを持ってきますね。」

「あ、いえ、大丈夫です!えと、あの・・・」

緊張のあまり、いつもみたいにフランクに話せない!しっかりしろ僕!

「どうしたの?顔色も良くないみたい・・・」

「ううん!大丈夫!あの、これ。これを君に。」

そう言って、後ろ手に隠していた花を彼女に差し出した。

その時、奥からあの男が現れたんだ。

「ん?ケイト、誰?客かい?」

「うん、私のお友達よ。」

(ケイトっていう名前なんだ・・・。)

男は僕の顔を見て、何故かはわからないけど笑顔になった。

「あぁ、君か。いつもケイトから聞いているよ。俺はジョン、よろしくな。」

そういって男は右手を差し出してきたが、僕は恋敵かもしれない男との握手は出来ない。

「おいおい、なんでコイツは、俺のことを睨みつけているんだ?」

オーバーアクションで両手を開いてみせるその男を、その時の僕は好きになれなかったんだ。

「う~ん・・・、  あっ、ありがとう!ポインセチアね、大好きよ。」

あごに指をあて、男への返答に困っている様子の彼女だったけど、僕の持っている花に気がついて受け取ってくれたんだ!もうそれだけで、僕には十分だ。

「あ、ポインセチアっていうんだ・・・。真っ赤な花がきれいだったから・・・。」

「これね、花びらに見えるけど、本当は違うのよ?」

「そうなんだ。僕、詳しくないから・・・。」

恥ずかしいけれど、彼女の微笑みが嬉しい。

「それと、クリスマスカードもあったんだけど、それは渡せないや・・・ごめんね。」

「ん?どうして?」

「いや・・・だって、その・・・」

そんな僕の様子をみて、ジョンと名乗った男は急に笑い出した。

「あっはっは!わかったぞ、コイツめ!俺のことを勘違いしてやがる!いいからこっちに来いよ、俺のいれるコーヒーはうまいぞ!」

そう言って、高笑いと共に男は奥の部屋へと行ってしまった。

「勘違い?」

彼女がきょとんとしている。僕は勇気を出して聞いてみたんだ。

「えと、ジョンは君の・・・その・・・恋人なの?」

すると彼女は笑った。

あはは、と口を押さえながらも大きく笑う彼女になんだかとても恥ずかしくなった・・・。

「違うわ。私の兄さんよ」

「え?お兄さん???」

「はい」

僕は、自分の顔がみるみる真っ赤になるのが分かり、恥ずかしくて彼女の顔を見ることすら出来ずにうつむいたまま、カードを差し出した。

彼女はカードを受け取ると、さっそく開いてくれた。

「ありがとう。ふふ、やっとあなたの名前がわかったわ。さ、ケニー入って。兄さんがコーヒーをいれてくれているわ。濡れてしまっているコートもかして?いま、タオルも持ってきますね。」

「うん、ありがとう。でも、もう帰らなきゃ・・・」

本当は帰りたくないんだ・・・だから、最後のほうは小さな声になってしまった。

僕は、コーヒーの香りのする奥の部屋へ向かう彼女の背中へ話しかけた。

「ケイト、あの・・・メリークリスマス!」

振り返ったケイトの髪がふわりと揺れた。

 

メリークリスマス 

 

 

 

この番組は、ドレスから違法品まで幅広い品揃えの総合商社クバラ商会と、「カタチあるものいつかは壊れる」がモットーの kesla-vasla の提供でお送りいたします。

 

 

メリークリスマス!皆さんこんばんは、ハルルです。

今日は25日、クリスマスですね。

もちろんBGMは、PSU DISC 43に収録されている「Christmas」です。

カジノ・ボルワイヤルで銀コイン1枚と交換できるDISCですね。

今日のメンテナンス前までのクリスマスロビーでかかっていた曲です。

欧米では新年までそのままですが、こちらではツリーやリース、クリスマスイルミネーションなどの飾りつけやクリスマスソングは今夜まで。

それらを片付けていると、いよいよ年の瀬を感じますね。

 

先日22日には、お友達のOlgaさん、ニーナさんと一緒にクリスマスプレゼント交換イベントを開催しました。

たくさんの方に集まって頂いて、とても楽しいひと時を過ごすことができました。

私の心の1ページに、また素敵な思い出をひとつ綴ることができました♪

でも・・・でもね、楽しい一日だけではなかったんです・・・。

ひどいのよ?皆さんとイベントを楽しく過ごして、気持ちぽかぽかでベッドに入ろうとお部屋に戻ると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Haruru_3615  

オキクドール・・・。

それも二つも・・・。

天国から地獄ってこのこと???ちょっと大げさですね (^-^;)

でも、犯人は見つけ次第お仕置きですよ?

 

Haruru_3554 

 

それでは、お便りのコーナーに行きたいと思います♪

今夜最初のお便りは、連絡通路にお住まいの「恋するパノン」さんから頂いたお便りです。

ハルルさん始めまして、恋するパノンです。クライアント無料配布を利用して、PS2からPCへプレイ環境を変えました。ハルルさんもPCだと思いますが、コントローラーは何を使っていますか?

はい、はじめまして。面白いペンネームですね(^-^)

パノン君だとなんだか可愛く感じるのですけど、恋するカクワネさんだと、ちょっと可笑しいですね(>▽<)

恋の告白は「ゲココッ」、お返事も「ゲココッ」想像すると笑ってしまいます^^

あ、すみません、脱線してしまいました。。。

えと、コントローラーですね?

私は、ELECOM製のブースター?を利用して、PS2用のコントローラーを使っています。

いろいろな製品を試したことはありませんので、それが一番のお勧めというわけではありませんが、 使っていて不便を感じたことはありません。

以前、ボタンの連射機能付きというものを使ってみたことがあるのですが、私の手には大きすぎて使いにくかったんです。

今使っているコントローラーで慣れてしまっているというのも大きいのかもしれませんね。

キーボードのみで違和感なく操作されているお友達もいらっしゃいますから、手に馴染み、慣れてしまえばどんなコントローラーでも良いのかもしれません。

連射機能は使っている方に伺うと、やはり便利なようですが、複雑になればなるほど機械というものは壊れやすくもなりますよね。

ハードの機能(連射機能や、ボタン割り振りのカスタマイズなど)を重視されるのも良いでしょうし、シンプルゆえの耐久性を重視されるのも良いのではないでしょうか?

皆さんもPC用にお勧めのコントローラーがあったら、お便りくださいね!

 

 

次のお便りは、うさぎ小屋にお住まいのペンネーム「ω」さんからです。

えと、オメガさんと読めばよいのでしょうか?

こんばんは!いつも楽しくブログ拝見してるんだから!グラールのめ・・・

あの、これ本当に読まないとだめですか?とても恥ずかしいのですけど・・・f(^-^;)

う~ん・・・、えと、頂いたお便りそのままに読み上げますね。

こんばんは!いつも楽しくブログ拝見してるんだから!グラールの女神といわれているハルルさんですが、その美を保つ秘訣は何ですか?あたいも素敵な女性になりたいんだからね!!11

あのね、オメガさん。女神さま?まったく違いますよ?

でも、お世辞でも嬉しいかな?ありがとう^^

これはコスメやファッションの質問でしょうか?気持ち的なことかな?

えと、秘訣というものは何もないのですが、私は男性女性にかかわらず、笑顔が素敵な人に惹かれます。

そして、いろいろなカタチはあるけれど、愛情深く、強さをもった方にも憧れを感じます。

もちろん持っている「弱さ」を知っているからこそ「強さ」もあるのかもしれませんし、誰かの優しさや愛情に気が付けるからこそ、その方は優しく愛情深いのだと私は思います。

人それぞれではあっても、女性でも男性でも、誰しもが自分の思う「美しい」はありますよね!

だから、そういう人になりたいと、憧れ思うことが、もしかしたら秘訣なのかもしれませんね(^_-)-☆

お便り最後の「11」って何かしら?次に頂くお便りは「12」なのかも・・・。

 

Haruru_3554_2  

 

今夜ご紹介する最後のお便りは、匿名希望さんからのイラストの投稿です♪

すごく素敵なイラストをありがとうございます!感激です(≧▽≦)b

そのイラストはこちらです!

Haruru_3618  

これ、私・・・ですよね?(@_@;)キレイニエガキスギデス

クリスマスの街、トレンチコートのポケットに手を入れて、雪の舞い落ちる空を見上げる・・・。

これが男性だったら恋人を待つクリスマスの夜の街角・・・といったイメージもあるのですけど、イラストのモデルは私とのことなので、匿名希望さんが何をイメージされて描かれたのか、とても気になります(>_<)

でも、本当にお上手で素敵なイラストですよね!

何か物語が浮かんできそう・・・、皆さんはイラストからどんなイメージを感じましたか?

 

Haruru_3554_3  

 

前回募集させていただいたブログラジオタイトル案へのたくさんのご応募ありがとうございます♪

まだまだ受付中です!採用された方には私からのプレゼントもありますので、皆さんからのご応募お待ちしていまーす。

 

ブログラジオタイトル案、お便りの投稿はPSU内メールでいただくか、もしくはWitch Haruruのマイルーム掲示板へ投稿してください。

Witch Haruruのマイルームには検索用に「セレブケーキ 99999999メセタ」をお店に並べています。

ブログタイトルへの応募はもちろん、PSUでの楽しいことや、情報提供、私への質問など、どんな話題でも結構です!

皆さんからのお便りをお待ちしてまーす(^o^)丿

  

 

はい、寂しいけれど、今夜もお別れの時間となってしまいました。

今日のメンテナンスでコロニーでのGBRが配信されています。

他にもパーティーミッションへのS2ランク追加や、新しいレアフリーミッションの追加など、私も楽しみにしています(*^-^*)

あ、そうそうテーマ。次回放送のテーマはGBRでお送りします!

GBRに関するお便りもお待ちしています。

 

それでは、今夜もお相手はハルルでした。バイバーイ!

 

 

 

 

☆イベントのお知らせ☆

第16回 哀はグラールを救う?

毎月恒例のイベントが今月ももちろん開催されます。愛称「哀☆グラ」、ヅネわんたんさん主催の24時間イベントです。

今月は28日午前0時より30日正午まで開催されます。

詳しくはこちらをクリック!→え?60時間なの???

今回は開催時間がすごいことになっていますがご安心下さい、途中参加のみの方も大歓迎のイベントです。ヅネさん、そうですよね?(^-^)

GBRは周りたいけどお友達がまだインされていない方、新しい出会いを探されている方、ソロはちょっと・・・という方、パーティーもランダム編成ですし、開催期間中ならユニバース15のコロニーに必ず1パーティー以上は哀グラPTがありますので、お気軽にご参加下さい。

ご一緒に楽しみましょ?(*^-^*)

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コメント

前半の小説、少年がすごい初々しいですね・・・青春してる!
ハルルさんの書く小説はとても心暖まります(´∀`)

コントローラー色々悩みましたけど、結局今まで使ってるPS2のに落ち着きましたね。
やっぱり使い慣れてるのが一番です!

投稿: ギンジロー | 2008年12月26日 (金曜日) 19時10分

コントローラは手に馴染むものを使うのが一番です
そんな私はXBOX360用を愛用
キー配置が昔のゲーム機(DC、GC)に近いので私にとっては使いやすいのです

ゲーム機のコントローラも試遊台などで触れれば良いんですけど…子供たちに混じる勇気はありません(苦笑)

投稿: 評議長@紅蓮姫 | 2008年12月26日 (金曜日) 21時24分

>ギンジロー君
前半はクリスマススペシャル?ということで、物語の朗読風に^^ありがとう御座います♪

使い慣れたものが一番良いのかもしれませんね(^-^)

>紅蓮姫さん
昔のゲーム機・・・ゲームにも歴史があるのですね。
そうですね・・・店頭ではコントローラーのデモ品は置いてあるのでしょうか?試してみて買えるのであれば、それが一番なのですけどね。

投稿: ハルル | 2008年12月27日 (土曜日) 15時23分

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