【小説】暖かな雪の降る夜に

2007年7月13日 (金曜日)

『暖かな雪の降る夜に』4・真実~中編~

第1話 出会いは精霊のお導き

第2話 想い

第3話 真実~前編~ 

 

こいつだねぇ、順平に傷を負わせ、私達の仲間をやったのは!!

オルガさんの怒声が響きます。

その左目の傷・・・お前はあの時の!!!

そう言ってニーナさんはナックルを構え、誰よりも先に走り出していました。

「ニーナさん待って!」

私の制止も聞かず、我を忘れたようにモンスターに突撃するニーナさん

「私達だけでは無理です!オルガさんは順平さんをお願いします、私達で牽制します!」

「あ、うん、分かった、頼んだよ!」

 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「あら、ルージュさんいらっしゃい」

優しく品のある口調の初老の婦人は、我が娘を迎えるように笑顔のまま、小柄な赤い髪の女の子を玄関先で抱きしめた。

「お母さん・・・そんなにされたら痛いよ」

「ルージュさんがあまりに可愛いからつい・・・ごめんなさいね」

「やだもう、んふふ」

「ふふふふ、今日はどうしたの?」

「はい、お料理を教えてもらいにきました。またお願いします」

「もちろんですよ・・・でも、それだけ?今日のルージュさんはお料理を教わりに見えただけ?」

そう言って年齢にそぐわないような悪戯な笑顔を作り、首をかしげた。

「え!?・・・あの、その・・・」

「ふふふ、いいわ。もうすぐあの子も帰ってくると思いますよ。先にお買い物にお付き合い頂けるかしら?」

元気良く「はい!」とルージュは答え、二人は今夜のバースデーパーティーのための買い出しに大きな市場のある近くのシティまで出かける準備を始めた。

準備も終え、シティ行きのシャトルバス発着所まで、二人は仲の良い本当の親子のように腕を組みながら、楽しいおしゃべりを止めることなく、のんびりと歩いていた。

その日のモトゥブの日差しは柔らかく、この時までは優しいものだった。

 

 

惑星モトゥブ一番の大都市ダグオラシティ。

ルージュたちが市場のある違うシティに向かっている頃、ダグオラシティのジュエリーショップに、不慣れな場所に戸惑いながらも、かがみ込んで真剣な眼差しでショーケースを覗き込むビーストの青年がひとり。

「う~ん、やっぱ定番でいったら指輪なんだろうけど・・・ルージュがしているの見たことないな、大丈夫かなぁ・・・」

アルバイトをしてコツコツと溜めた予算はそれほど多くはない・・・しかし、青年の暖かな気持ちを伝えるには充分過ぎるもののはずだ。

「何かお探しですか?」

優しく問いかける女性店員にどぎまぎと照れながら、

「あ、あの・・・彼女に、そう、大切な女の子への贈り物なんです」

ビースト青年は女性店員の微笑みを見て、顔が真っ赤になってしまった。

「こちらはいかがですか?」

「うーん、どうしよう・・・ちょっと足りないな。。。」

「お客様、お相手のお誕生月は何月でしょう?」

「はい、7月です!正確には彼女も知らないみたいですけど・・・夏の似合う元気な女の子なんです!小柄で、ちょっとクセっ毛の赤い髪とグリーンの瞳が可愛いんです。それに、誰よりも思いやりがあって、そして誰よりも・・・」

「あの・・・お客様?お誕生月だけで結構ですよ」

「あ・・・」

年上であろう笑顔の女性店員の言葉に、さらに顔を赤らめるビースト青年。

“顔から火が出る”とは正しく彼の状態をいうのだろう。

「ふふ、7月でしたら、お客様のお顔と同じ真っ赤なルビナードがお誕生石ですよ。先ほどのディアードよりも、お求めやすいお値段でご提供しておりますが、ルビナードの指輪はいかがでしょうか?」

「はい、見せてもらえますか?」

青年は店員との数回のやりとりのあと、大満足でジュエリーショップを後にした。

手にはキレイにラッピングされた小さな包み、足取りも軽く帰路を急ぐ。

「ルージュ、びっくりするかな。俺の誕生日なのに、俺からプレゼントなんて」

 

 

市場のあるシティまで、砂漠地帯を横切りシャトルバスでおよそ小1時間ほど・・・休日ということもあって、車内はほどよく混雑していた。

「ルージュさん、今日はおチビさん達の面倒は良かったのですか?」

「はい、今日はお天気も良いので父たちがみんなを連れて出かけています。」

「ジョンさんとサーラさんも大変ね、皆やんちゃざかりでしょ?」

「ふふ、そうですね。でも、彼らには・・・両親にはとても感謝しています、言葉では言い表すことが出来ないぐらいです。」

「そうね・・・ジョンさん達、子供たちが大好きだから・・・お二人はお子さんには恵まれなかったけれど、そのおかげで、うーん・・・おかげといえば語弊はありますけど、あなたをはじめ今はたくさんの、大切で、そして可愛い子供たちに囲まれて暮らしているのだから幸せだと思いますよ」

「はい、賑やかな毎日で笑顔が絶えませんから、両親も本当に・・・」

 

バリバリバリドガガァァン!!

 

ルージュが言いかけた時、巻き上げられた砂塵と、凄絶な爆音と共に、彼女の目の前で一瞬乗客がスローモーションのように座席から浮いたように見えた。

目の前は回転し、ルージュ自身も座席から身体を投げ出され、今は先ほどまでシャトルバスの天井だった場所に横たわっていた。

「痛っ!」

幸い気を失うことも無く、もたげた頭に少しだけ鈍痛が走った以外ルージュは軽症であった。

「ル、ルージュさ・・ん・・・」

何事が起こったのかも分からず辺りを見回すと、散らばった荷物の向こう側、同じように投げ出された人の山に埋もれ、ルージュに手を伸ばすブラムの母の姿がそこにあった。

「お母さん!!いま助けますから!!!」

「だ、だめよ・・・ルージュさん・・・危険よ早く逃げて」

「お母さんを置いてそんなこと出来ません!!」

意識のある者は声にならない悲鳴を上げながら、逆さまにひっくり返ったシャトルバスのまだ潰れていない窓から次々に逃げ出していた。

ルージュがブラムの母の腕を掴み、足場の定まらない体勢で懸命に助けようとしていたその時、転倒したシャトルバスにゆっくりと、そしてとてつもなく大きな足音が近づいて来ていた。

「な、何!?」

ルージュは窓の外を覗いて驚愕し、言葉を失ってしまった。

肩と頭頂部、背中までを岩のようなゴツゴツとした突起が並んで覆い、鋭い爪を持つ屈強な筋肉の塊である長い腕、見た者に禍々しさを感じさせる蝙蝠のような大きな翼、そして狂気をそのまま形にした顔つき、体躯は20mを越え、見る者全てに畏怖の念を抱かせる。

今、子供に弄ばれた玩具のように転がったシャトルバスに近づくのは、モトゥブ最凶最悪の巨獣ディマゴラスだった。

ディマゴラス同士での戦闘でだろうか、あるいは・・・・・・大きな傷で潰れた左目、残された右目でルージュを睨みこちらに向かってくる!

「ルージュ・・・さん、お願い・・・逃げて・・」

はっと我に返り、首を左右に振りながら、愛しい人の母とディマゴラスを交互に見るルージュ・・・

「わ、私は・・・もう無理よ、このままでは二人とも危険です、私を置いてお逃げなさい」

「そ、そんなこと・・・」

「あの子に・・・あの子に伝えて、息子があなたであったことが私の誇り・・・そして誰よりも愛していると・・・」

「嫌、嫌よ!誰か・・・誰か助けて!!」

ルージュにはただ泣きじゃくりながら、その腕を引っ張ることしか出来ない・・・。

そして、母は微笑の中、力強い目でルージュを見つめて優しく語りかけた。

「私の可愛い娘・・・ルージュ、あなたは私の本当の娘のよう・・・あの子を頼みましたよ」

「お母さん・・・」

ディマゴラスは今にもシャトルバスを踏み潰そうとしていた

「あなた達をいつでも見守っていますよ、さぁ!お逃げなさい!!」

最後には、枯渇したモトゥブの大地に座り込み、ルージュはゆっくりと潰されていくシャトルバスを、涙でかすむ目でぼんやりと見ていることしか出来なかった・・・。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ディマゴラスの足元で鬼神のごとく次々と剛拳を繰り出すニーナさん、私もツインセイバーでPAを駆使して戦います。

「こ、こんなモンスターが私達の仲間を!?」

わたしの言葉にも無言で戦闘を続けるニーナさん・・・

その目からは涙がこぼれていました。。。

「よくも、よくも・・・お母さんを!」

「!?」

ディマゴラスの太い腕でなぎ払われ、幾度となく吹き飛ばされる私達。

ディマゴラスから発せられる雷撃に身体を焼かれながらも、倒れては起き上がり、二人では敵う相手では無いと分かっていても、なお攻撃の手を緩めず戦います。

オルガさんが順平さんを安全な場所へ移すまで・・・私はそう思っていました。

所持していたメイト類も底を尽き、そろそろこちらの限界が近づいた頃オルガさんの声が聞こえました。

「ニーナ!ハルルさん!もう大丈夫、撤退するよ!!」

「はい!」

オルガさんの声に呼応し、ツインハンドガンでディマゴラスを牽制しつつ後退する私の横で、ニーナさんは・・・

まだだよ!こいつを倒すんだ!!

その声と同時にニーナさんを強烈な青い閃光が包みます、ナノブラスト・・・ビーストである私たちの種族だけに与えられた特殊な変身能力。

その並外れた攻撃力やスピードと引き換えに、体力と精神力を極限まで消耗し、限られた変身時間の中でその使用者の寿命さえも縮めてしまう両刃の剣・・・。

閃光の中で身体がみるみる巨大化し、全身は炎のように赤く、長い足は大地を猛スピードで駆け抜け、指先の鋭い爪は鋼鉄さえも切り裂くビーストへと姿を変えるニーナさん・・・。

そして、ニーナさんの強力な一撃はディマゴラスの戦意を喪失させるのに充分すぎるものでした。

ディマゴラスはその大きな翼を広げ、地平線に夕暮れの紫のグラデーションがかかるモトゥブの空に消えていきました。。。

 

 

ガーディアンズ・モトゥブ支部より救護班が現地に到着する頃には夜のとばりも降りて、辺りはすっかり暗くなっていました。

「これで、順平も一安心だね」

「そうですね、順平さんが無事で本当に良かったです・・・でも・・・」

「他の仲間達を思うと、複雑だけどね」

「はい・・・」

ニーナさんは何の言葉もないままに背中を丸め、膝を抱えてうずくまったままです・・・。

「ニーナさん、大丈夫ですか?ナノブラストの消耗は並大抵なものではありません、カーゴ内で休まれてはどうですか?」

「いいの・・・ありがとう・・・」

小さく呟くように、顔もあげずにニーナさんは続けます

「オルガさん、ハルルさん、あなた達に聞いてもらいたいことがあるの」

「ん?ちょうどいいや、私もニーナに聞きたいことがあるんだよ」

「私も・・・ですか?何でしょう?」

「うん・・・全てを話すよ。私と順平・・・いいえ、ブラムとのこと・・・」

 

                       次回・真実~後編~に続きます

 

 

☆あとがき☆

大変長らくお待たせいたしました、第4話やっと掲載です(^-^;)

ストーリーはエピローグまで出来ているのですが、それを文章で構成するのはやはり大変な作業ですね。。。

第4話まで終了し、分かったことがあります・・・えと、当初予定していた5話ほどの構成では無理なことがわかりました(+_+)

いったい何話構成になるんだろう・・・予想も出来ないけれど、マイペースで最後まで書き上げたいと思います。

今後はニーナさんの告白から、Olgaさん、私、そして順平さんの関係にそれぞれに違った展開を用意しています。

良い意味で、皆さんの予想を裏切るお話しが書きたいなと思っています(*^-^*)

 

それでは今夜もグラールに行ってきまーす♪

 

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007年3月 7日 (水曜日)

『暖かな雪の降る夜に』3~真実・前編~

第1話 ~出会いは星霊のお導き~

第2話 ~想い~

優しいピアノのしらべのように、木々の葉を叩く雨・・・雨雲の広がる空をぼんやりと見ていた窓辺の少女は、頬杖を付きながら独り言を呟いた・・・

「はぁ・・・ブラムのお誕生日、どうしようかなぁ・・・」

微笑みを隠すことなく、どことなく嬉しげに悩む彼女の元には、昼食を終えた友人たちが集まってきます。

「ねね、クオレ、放課後、お買い物に付き合ってくれない?」

「えー、どうしようかな。だってルージュの買い物長いんだもん、まさかタダとは言わないよねぇ?」

そう言って笑いながら、両の手のひらで小さなおわんを作るクオレ。

その小さなおわんを軽く手でたたきながら、

「もぅ・・・わかりました!いつものお店のジェラードでいいんでしょ!」

「はーい!!ルージュ様、毎度ありー♪」

大好きな、美味しい報酬の約束をしたクオレの嬉しさのソプラノは、教室の隅々まで良く通り、さらにお友達を集めてしまいます。

「何々?今日はルージュのご馳走で何か美味しいもの?」

「いいの?なんだか悪いような気もするけど・・・おっ金もちー!」

頭を抱えてしまうルージュをよそに、盛り上がる彼女たち。

「ま、たまにはいいかな、コギーにもスイにもお世話になっているしね。さっきから黙ってニコニコしているけど、エフェ、あなたも来るんでしょ?」

「ふにぃ♪」 

生憎の雨の昼下がり。それでも少女たちの明るい笑い声は、雨雲などあってもなくてもいつも快晴でした。

「なんだよ、何の相談だ?まーた、お腹にお肉でもつける相談なんだろ?」

そう言って、彼女たちに近づく男の子は、青年になりかけの、まだあどけなさが残る少年の笑顔でした。

「ひどーい!それって女の子に言う言葉じゃないよね!」「えー!?&$&#」「あのね、そういうことって冗談だとしても、言って良いことと悪いことが・・・」「まずはそのモミアゲを剃ってから、言って欲しいわね」「ふにぃ!」

「おいおい、冗談だって、本気にするなよ!ホント、冗談だって!・・・すみませんでした。。。」

彼女たちから矢継ぎ早に繰り出される批判にタジタジになりながら、頭をさげる彼。

「ふふふ、冗談よ」

「かなわねぇなぁ、もう」

顔を真っ赤にして、立ち去ろうとする背中にルージュが少し照れくさそうに言葉を続けた

「ねぇ、ブラム、あさっての日曜日、お母さんにお料理教えてもらいに行ってもいいかな?」

「どうしたんだよ、かしこまって?いつも来てるじゃねぇか」

「そうだけど・・・」

「あ、思い出した、その日はヤマトと、ケインで遊びに行くんだよ」

「そっか・・・そうなんだぁ・・・誕生日だもんね、二人とお祝いするんだね。。。」

「あ!!そう言われりゃ、そうだったな」

完全に忘れていたことは、その場の誰もが確信できるほど、ブラムの表情にはそれが表れていて、誰もが笑いを堪えるのに必死に口を押さえてみせた・・・一人ルージュだけは寂しさが隠しきれず、今にも泣き出しそうに唇が少し震えていた

「ごめんなルージュ、あいつらには来週にしてもらうよ、君に祝って欲しいからね」

そういって、優しい顔でルージュを覗き込むブラム

「な~んだ、結局そうなるのね、私たちお邪魔かしらね」「ごちそうさまぁ~」

そういって、二人を茶化すのも、仲の良い友人である彼女らの日課となっていた。

「ううん、いいの・・・びっくりさせようと思って、何も言っていなかった私も悪いのだし・・・プレゼント、渡したいの」

「そか、ありがとう。大丈夫だって、待ってるよ。それに、俺もルージュに伝えたいことがあるんだ」

ルージュにはなんとなくわかっていた、彼が自分に何を伝えたいのか・・・それは、きっと・・・

しかし、その大切な想いを込めたプレゼントも、その大切な想いを伝える言葉も、二人ともお互いに受け取ることは出来ませんでした。

 

 

惑星モトゥブ・・・剥き出しの大地と、照りつける太陽、そこはグラール太陽系でも屈指の過酷な自然を持つ星。。。

ニーナさん、オルガさん、私の3人はガーディアンズ本部からの情報を元に、順平さんたちの部隊が消息を絶った、モトゥブのその場所に向かっていました。

コロニーからここまで、それぞれの思いを胸に・・・

砂嵐がひどく視界もさえぎられ、頼りになるのは限られた情報と、私たちガーディアンが常備している“ゴーグル”のみです。

それに、何故か今日の砂嵐の風は熱を帯び、容赦なく肌を焼きます。

「情報ではこのあたりのはずね」

「そうですね、でもあまりに該当区画が広すぎて・・・それに、急がないともうすぐ日も落ちてしまいます」

その時、ゴーグルの倍率を最大にして周辺を探索していたオルガさんが何かを発見しました。

「二人とも確認してくれるかい、私の前方、2ブロックほど先の丘の向こう、何か煙が上がっているような・・・」

「うん、確かに」

「・・・なんでしょう?行ってみましょう!」

私たち3人はフローダーのエンジンを限界まで酷使しながら急ぎました。

煙の上る現場に近づくにつれ、辺りの気温は上昇、何者か分からぬ咆哮がこだまし、肉や機械の焼ける匂いと呼吸のたびに喉に張り付くような重苦しい空気によって、異様な雰囲気が立ちこめます。

背の高いモトゥブソウテツの茂みを抜け、開けた場所を一望できる丘にでた途端、私たちは息を呑みました。

フローダーを無意識に止め、立ち尽くす私たち・・・

「これは・・・な、何!?」

膝から力が抜けてしまい、倒れこみそうになる私を支えながらオルガさんが呟きます・・・

「なんだいこりゃ・・・」

モトゥブの大地に命の根をはる、数少ない木々はすべて炭化してなぎ倒され、おびただしい数の焼け焦げたフローダーやカーゴ、原生生物の死骸・・・そして、かつては仲間達だった者の変わり果てた姿が累々と横たわっています・・・

「こんな場所に順平さんが・・・」

「あぁ、そのようだね・・・。いったい何があったんだい・・・」

「二人とも、下におりて冷静に現場をみて、そして調べましょう。まだ生き残っている仲間がいるかもしれない、それに、ここに長居は危険だと思う」

「あ、あぁ、そうだね。ごめんよニーナ。さっさと取り掛かろう」

「はい」

散り散りに横たわる仲間達の死屍を順番に識別し、データをガーディアン本部に転送します・・・。

木々はもちろん、大地まで焼かれ、焦土と帰したそこには、もう命あるものなど居ないのではないかと思うと、悲しさと寂しさ、そしてやるせない怒りがこみ上げて、涙が止まりません・・・。

「これで全部か・・・二人とも!そっちはどうだい?」

「うん、今済んだよ、でも伊藤さんらしき遺体はないね」

「はい、私のほうも済みました・・・順平さん、きっとどこかに移動したのですね、通信機器は故障ではないでしょうか?」

「そう思いたいね・・・いや、きっとそうだね!」

「うん、日の落ちる前に辺りを手分けして探しましょう」

フローダーに乗って、移動しようと今探索した方とは逆を向いた私の目に、焼かれた岩に囲まれるように横たわる人影が映りました。

「みて、ニーナさん、オルガさん!あそこ、あの岩に囲まれているところ!」

お二人は言葉も無く、フローダーから飛び降りると私の指差した方へ走ります。

「あ、待って!」

お二人に追いつくと、彼の横にニーナさんはしゃがみこみ、オルガさんはその横で目を押さえていました。

「良かったよ、順平・・・無事だったんだ・・・心配させやがって・・・」

「伊藤さん!伊藤さん!分かる?わたしよ、ニーナよ!」

「あ、動かしてはいけません!息があるのでしょう?まずは気道の確保ですよ!!」

横たわったまま、順平さんはうっすらと目をあけて、覗き込むニーナさんに

「う・・・あぁ・・・あ・・・ル、ルージュかい?どうしたんだい?そんなに悲しそうな顔をして・・・う・・・髪型変えたの?・・・あぁ、今日もキレイだよルージュ・・・」

口角に血の泡を溜めながら、呟くようにそう言った後、我に返ったように私たちの背後を見てカッっと目を見開き、

「は・・・早く逃げるんだ・・・俺のことはいいから・・・は、早く!」

振り向いた私たちは愕然としながらも、ナノトランサーから武器をその手に構えていました。

                             次回~真実・後編~に続きます。

☆あとがき☆

下書きからほとんど全てを書き直していたので、掲載までに間が空いてしまいました(^-^;)

私も参加予定のリレー小説の順番が回ってくる前に掲載できてホッとしています。

この“真実”のパートは少し長めのパートになっています、そのために今回はそのさわりだけを組み込めたらいいなと思い、このようになりました。

“真実”の後半では皆さんが「?」と思っていらっしゃるであろう部分をお見せできると思います。

しかし、それだけではもちろん終わりません、ニーナさんと順平さん、オルガさんと順平さん、そして私・・・どうなっちゃうんでしょうね(^-^;)

末筆ではございますが、今回お名前を使わせていただいたお友達に、この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました。

P.S.読み直すと相変わらずの稚拙な文章・・・でも、これが限界です。。。皆さん読んでくれているのかな?心配・・・でも、マイペースで続けます(+_+)

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2007年2月10日 (土曜日)

『暖かな雪の降る夜に』2~想い~

前回の物語はこちら

 

私とニーナさん、順平さん・・・私たちビーストの生まれ故郷、惑星モトゥブ。

毎年11月、コロニーでは秋も終わりに近づき、冬の足音がもうそこまで聞こえてきそうなこの季節、モトゥブでは私たちの祖である原生生物たちを祀り讃える、原始祭が盛大に行われます。

今年の原始祭には、近くでガーディアンズの任務があったことも重なって、私たちは里帰り、そしてオルガさんの観光も兼ねて、原始祭に出かける計画を立てました。

無茶をした順平さんの髪の毛が、ヴァンダの炎で少し焦げてしまった以外は無難に任務も終えたのですが・・・モトゥブ最大の街、ダグオラシティにあるガーディアンズ支部に併設された専用宿舎に到着したときには、もうすでに日も落ちていて、街にはお祭りの喧騒が広がっていました。

「ニーナ、ハルルさん、まずは汗と疲れをシャワーで流して、それから祭り見物ってのはどうだい?」

「そうですね、確かにまずはキレイにしたいですね」

「私最後でいいよー、今チャンネル5で面白いのやっているから」

以前ニューデイズでの任務を終えた後に、オウトクシティにあるニューデイズ様式のお洋服のお店、MIYA-Bでお土産に買ってあった“ユカタ”をお二人に渡します。

「ん?何だい、それ?」

モニターの前から、ニーナさんもこちらに身を乗り出して手を伸ばします。

「あ、私知ってるよ!ニューデイズのユカタっていうものでしょ。可愛い柄ね、一度着てみたかったんだぁ」

「はいどうぞ、何かの時にお揃いで着ようかなと思って、買っておいたんですよ」

オルガさんには淡いブルーにサンフラワをあしらった柄を、ニーナさんにはピンクにラウタスフラワのお花の小さな柄、自分のものはペパーミントグリーンにストレンジフラワの柄のユカタを用意しました。

3人ともシャワーを済ませてユカタに着替え、宿舎を出て、順平さんの待つフライヤーベース前に向かいます。

私たちは、初めて袖を通すユカタに少し心躍らせ、お互いのユカタ姿を褒めあったりしながら、中央広場を横切りました。

原始祭で賑わう街角には、私たちの他にも“ユカタ”の女性がちらほら・・・そんな女の子たちに声をかけながら、こちらにやってくる人影があります・・・

「おぉ!!うわっ!オゥイェア!!最高だ!原始祭、最高!!待ってよーそこのカノジョー!!」

私たちの前を通り過ぎようとした時、ほんの少し前方に出されたオルガさんのつま先に躓かされて派手な転倒をみせた順平さん・・・

「ってーな!何すんだぁ、このや・・・」

「その続きを言ってごらん!どうなるか分かってるんだろうねぇ?どうなんだい、伊藤さんっ!?」

「そうだよ、失礼にも程があるよね、こんなキレイな女の子3人を無視して行こうとするなんてさ!」

「まぁまぁ、お二人とも、それぐらいで許してさし上げましょう?せっかくのお祭りですし・・・でも、順平さん遅刻ですね・・・」

私たち3人のそんなやりとりも耳に入らないかのように、地面にシリモチをついたまま、ニーナさんを見つめて順平さんは「ルージュ・・・キレイだょ・・・」そう呟いたのが私には聞こえていました・・・。

ニーナさんのリップカラーがお気に入りなのかな?

「ん?何?なんです?順平さん何か言いました?」

「あ、いやっ、な、なんでも無いよ、うん」

「そう?じゃあ、皆さん行きましょう」

手が届きそうなほど大きく見える月の夜空には花火が上がり、街道の両端を露店で埋め尽くされたダグオラの街並み。

そんなダグオラの街を並んで歩く私とニーナさんの少し前で、順平さんと腕を組もうとするオルガさん、それを振りほどこうと抗う順平さん、そんなお二人を見て可笑しくてたまりませんでした。

私たちは皆いつも笑顔でいられて・・・そんな時間が永遠に続いていくのだろうと、あの時はごく自然に、当たり前のように思っていました。。。

 
 
 
 

そう、それは、突然のことでした。

ニーナさんとのショッピング中に呼び出され、駆けつけたガーディアン本部。

薄暗い照明の中、無機質に照らし出される、冷たい廊下にうずくまるオルガさん・・・

「伊藤さん、どこなの、オルガさん?・・・オルガさん!・・・いったいどうしたって言うの?ねぇ!」

小さな嗚咽以外は何も聞こえない静かな空間・・・ここはガーディアンズ本部の遺体安置室前。

オルガさんが力なく指差す扉を、乱暴に開けて飛び込むニーナさん。。。

「オルガさん・・・、そんなところに座っていてはお身体、冷えてしまいますよ」

小さく低い嗚咽の中で・・・

「こんなことになってから気がつくなんて・・・、やっと素直になれそうだって、そう思えてきたのに。。。ちくしょう・・・あたしは何をやっていたんだよ・・・」

「オルガさん・・・」

私は、冷え切って、小さく肩を震わせる彼女をただ抱きしめることしか出来ませんでした・・・。

本部からの情報では、モトゥブ鉱山で資材・食料運搬のカーゴキャラバンが、SEED汚染された大量のヴァンダに襲撃されたこと。それを鎮圧駆除、及びキャラバンの安全確保のために急遽Sランクガーディアンが召集されたこと。その中に順平さんも含まれていたことが分かりました。

そして、部隊からの連絡は途絶え、こちらからの呼びかけにも応じず・・・新たにバックアップチームが組まれ、連絡が途絶えた地点に到着した時には、変わり果てた仲間達の姿だけがそこにあったそうです。

 

しばらくして、扉から出てきたニーナさんの表情には、言葉では表すことが難しい、さまざまな感情が表れていたと思います。

「ヴァンダの炎にでも焼かれてしまったのかな、体のほとんどが炭化していて・・・あれじゃあ・・・あの遺体が伊藤さんかどうかなんて分からないよ。それに、私にはわかるんだ・・・あれは、伊藤さんじゃ・・・順平じゃないよ」

「ニーナ、何を根拠にそんなことを言うんだい?冗談や気休めだとしたら、最悪だよ!」

「本当ですか?どうして?だって、識別チップでは、あの遺体は順平さんなのでしょう?」

「ハルルさん、あの状態で識別なんてなんの役にも立たないよ、おそらくは背格好だけでそう判断したんじゃないかな」

「・・・」

「あぁ、オルガさん、そんな顔しないで・・・ちゃんと根拠はあるから。あの遺体には、そう、あの遺体がブラムなら・・・伊藤さんなら左耳の後ろにアザがあるはずなんだよ。運良くそこは焼かれてなかったから確認が出来たんだよ、それがなかったらわたしにも分からなかった」

「耳のアザって?ニーナ?どういうこ・・・・」

オルガさんの声をさえぎるように、ニーナさんは踵を返し、私たちに背を向けると、少しだけ振り返って

「ハルルさん、オルガさん、急いで。準備が出来次第、モトゥブに向かいます」

その時のニーナさんの横顔は、いつもの彼女ではなく、何かを決断したSランクガーディアンの横顔でした。

                           次回 ~真実・前編~ に続きます。

☆あとがき☆

第2話、いかがだったでしょうか?

もともとに加筆したところもあって、サブタイトルが合わなくなったので、今回変更しています。

この物語は実はラストシーンはすでに完成しています、そこに向かって様々な展開を4者4様にしていきます。

今の掲載ペースでしたら、おそらく4~5話構成になるのではないかなと思っています。

読み直してしまうとやはり稚拙な文章で、分かりづらいところもあるとは思いますが、PSUを楽しんでいる方たちに向けての物なので、足りないところは皆さんの想像で補完していただけると助かります(^-^;)

次話では途中に挿絵としてのSSも欲しいと思っていますので、次回更新までもう少々お待ち下さい。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007年1月31日 (水曜日)

『暖かな雪の降る夜に』 ~出会いは星霊のお導き~

私はハルル。ガーディアンズ訓練校をなんとか卒業し、入隊したばかりの新米ガーディアン。

私がガーディアンズに入隊して、初めてお友達になったのは、ガーディアン宿舎の両隣のお部屋に住む、ニーナさんとオルガさん。

同期で入隊したこともありましたし、気の合う仲間として、3人でいることが、ごく当たり前のよう。

私たちはみんな、美味しいものが大好き♪、お料理のお話しや、おしゃれのこと、時には恋のお話しも・・・おしゃべり好きな私たちはいつでも一緒なんです。とくに食べ物のおしゃべりになると、文字通り姦(かしま)しさが止まりません(^-^;)

オルガさんは、その言葉使いで男勝りの性格に見られがち・・・だけど、本当はすごく女の子(^-^) ニーナさんは、いつも元気で明るくて、同性異性に関わらず人気者なんです。

私はそんなお二人が大好きで・・・任務もご一緒することが多く、お互いを信頼して命を預ける・・・そんなお二人がお友達以上の大切な存在になるまでに時間はかかりませんでした。

 

ある日のこと、マイペースな私はひとりガーディアンズ本部に残り、任務後の残務に追われ慌てていました・・・

「今日は、お二人とお食事の予定があるのに、どうして私ってこうなんだろ・・・」

「何やってんだ?こんな遅くに。もう誰も残ってねぇぞ」

見るからに粗野で、乱暴そうなビースト男性が開けっ放しのドアにもたれながら、私に話しかけてきたのです。

その時は、背後からの照明で、表情を見て取ること出来ませんでしたが、きっと私のことを嘲るような口元をしているに違いない。。。、そう思ったんです。

でも次の瞬間、彼の口からでた言葉は以外なものでした。

「しょうがねぇなぁ、どれ、貸してみ、手伝ってやるよ」

「え?」

それがお友達からは“伊藤さん”と呼ばれている、伊織順平さんとの出会いでした。

「ありがとう、私だけならもう10倍ぐらい時間がかかっていたかもしれませんね」

「いや、気にするなよ、始めのうちはわからないことだらけで当たり前なんだからさ、俺でよかったらいつでも力になるぜ」

「うん、ありがとう。あの・・・これからお友達とお食事の予定があるのですが、お礼と言ってはなんですけれど、ご馳走しますよ。ご一緒しませんか?」

「そのお友達って女の子?」

「はい、そうですけど・・・」

「行く行く!絶対行く!!わははは、楽しい夜になりそうだぜぇ!」

(調子の良い方ね。。。お誘いしたのは失敗だったかしら・・・ニーナさんに叱られてしまいそう。。。)

 

 

私たち行きつけのニューデイズ郷土料理のお店で、順平さんをお二人に紹介した途端、お店に行くまでの、

「どんな子が俺を待っているのかなぁ♪、ハルルさんよりも絶対可愛いのは分かっているけどな、あははははっ」

そんな風に軽口を言っていたことが嘘のように口を噤んでしまって、私たちのおしゃべりに混ざろうともしませんでした。

 

 

宿舎に帰りながら、

「なんだか、静かでつまらない男だったねぇ、あの体格でノミの心臓かい?」

「ハルルさん、どうせ連れて来るならイーさんみたいに無害な変態にしたら?その方が楽しいでしょ?それにあのモミアゲはちょっとね」

「はい。。。すみません・・・でも、お店に着くまではあんな風ではなかったんですよ」

うそー!

お二人が声を揃えてしまうほどの豹変ぶり・・・どうして順平さんがあの時、急に態度がおかしくなってしまったのか、あのことがあるまでは、私にも分からなかったんです。 

 

Haruru_490_2 その後の任務で、順平さんもご一緒する機会がありました。

その時は、私が出会った時の順平さんらしい軽口も飛び出して、オルガさん、ニーナさんも少しびっくり。

「あはは、あん時はどうも、えーと、ニューデイズ料理が口に合わなくてよぉ、ごめんなー」

「それならそうと仰っていただけたら良かったのに・・・おかげで私はお二人から嘘つきって、言われてしまったんですよ!」

「ま、そういう訳だから、お二人さんこれからもよろしくな!」

「ふぅん、ハルルさんのいつもの勘違いかと思っっちゃった。じゃあ今度は伊藤さんお勧めのお店に行こうよ」

「伊藤さん・・・ですか?伊織さんではないのですか?」

「あははは、あんたが“アノ”伊藤さんか!これからもよろしく頼むよ。ハルルさん、この人有名だよ、初めての点呼で名前間違われたってさ!」

その後も順平さんとは、何度もご一緒することになるのですが、それにもちゃんと理由があったのです。

 

Haruru_491 もともとお調子者?の順平さん、私たちと打ち解けるのにも時間はいりません。

順平さんがご一緒の任務では、過酷なものでも笑顔が絶えないんです。

 時には、主観で狙ってみたり・・・そんなふざけ合いも出来て、冗談も言えるお友達(^-^)

 

オルガさんの携帯端末の調子が良くなくて困っている時に、任務と任務の間の貴重な眠る時間を削ってまで端末を直してくれたり。

私が困っっている時に、相談にのってくれたこともありました。

ニーナさんが任務中の怪我で入院された時、真っ先に駆けつけて

「これで栄養つけて早く退院しろよ!か、勘違いすんなよ、オルガさんとハルルさんが心配してるからな、お前ら仲いいだろ?やっぱ3人一緒にいないと俺もしっくりこないんだよ」

そんな風に言って、持込禁止の病室に、およそお料理とは呼べないような、不恰好なお弁当を持って来た事もありました。指に絆創膏を何個も巻いてね。

 

一見、粗野で少し乱暴そうにも見える順平さん、初めて私と出会ったときもそうでしたが、実はとっても優しい順平さん。

そんな不器用な優しさに「順平さん、可愛い人ね」と言えば、顔を真っ赤にされてうつむいてしまう照れ屋さんなところもあるんです。

でも、

「俺は、ジェントルマンだからな!」

そうご自分で仰るのはどうかと思いますよ、ふふふ。

 

Haruru_492 ガーディアンズの暮らしにも慣れて、久しぶりの長い休暇をいただいた時のこと、私は順平さんから「相談があるんだけど」と連絡を頂き、コロニーのショッピングモールで待ち合わせをしました。

お約束の時間からすでに、1時間が経ちましたが一向にお姿が見えません。

 

「急な任務でも入ったのかしら」

・・・その日はそのまま待ちぼうけ。。。

 

順平さんからは何の連絡も入らずに、2日が経ったその日の夕方、ニーナさんとお買い物をしながら街を歩いていると、オルガさんからの通信音が響きます。

『ハルルさん、どうしよう!?伊藤さんが・・・順平が!!』

「え!?」

・・・

私は手から落ちたバッグを拾いもせずに、ニーナさんの手を引いて走り出していました・・・

 

 

           次回・『暖かな雪の降る夜に』~想い~に続きます。

 

  

☆あとがき☆

お友達のブログや、掲示板などで、グラールでのお友達を題材にされた小説をお見かけします。どれもすごく面白くて、いつも続きを楽しみにしています。

私も皆さんに触発されて、ちょっとした物語に挑戦しました(^-^)

でも、やっぱり難しいですね、雰囲気を出すために順平さんのセリフなどは、普段の順平さんや、いろいろな本を参考に四苦八苦(^-^;)

お恥ずかしいながら、文章力はありませんので、“私”からの視点で物語を進めていくことにしました。一人称での組立てのほうが、日記のように書きやすかったものですから。

ニーナさん、Olgaさん、順平さん、お名前と一部の人となりを表すノンフィクションの部分を使わせて頂きました、これはちょっとという部分がありましたら続編に反映させますので、お申し付け下さいね。

楽しそう、私もやってみたいな♪そんな単純な動機から始めたことですので、暖かい目で読んでいただけると幸いです(#^.^#)

コメントにて感想・批評などをお寄せいただけると、嬉しいな♪

昨日は下書きのために更新はできませんでした、次回も明日にもすぐと言うわけにはいかないと思いますが、出来上がりしだい掲載したいと思っています。

| | コメント (15) | トラックバック (1)